プラハとウィーンに、行ってまいりました。
家のPCがなぜかネット接続できなくなり・・復活したら、旅の記録を書こうと思います。
「行きたかった場所」は、「また行きたい場所」になった。
最近はめったになくなったのに、涙ぐんでしまうほど感動した。
とりあえず、そうとしか言えません。
衝撃は予想を遥かに上回り、今ですら、じわじわと体内に染み込んでくる。
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旅行から帰り、低空飛行な毎日を送っています。
パトスは溢れていないけれど、そんな日々もまあいいかな、なんて思う。
そうこうしていたら、ある日のETV特集のアンコールオンエアをみごとに逃した。
1999年のフジコ・ヘミング。
気づいたら、ラスト10分だった。
たった、たった10分でも、目の前の映像に、心を完全に奪われた。
“ぶっこわれそうなカンパネラだっていいじゃない”
“機械じゃあるまいし”
フジコのひとことずつに、心がえぐられる。えぐられる、と言うべきか‥言葉が、心に、刻まれる。
フジコの弾くリスト。美しくて人間的な、カンパネラ。
さて。
「良く生き」るとするか。
いつまでも低空にいてはいられないだろ。
今夜の『世界ふれあい街歩き』は、バレンシア。
携帯の、小さな画面から。