夕方からノンストップで、一冊読んだ。とは言っても私の本を読むスピードは速くないので、あくまでもトロトロと。
東野圭吾の、『手紙』。
読み終わったのは、たった今だ。読破感はあるけれど、まったく整理しきれていない。ただ、ジョン・レノンの名曲『イマジン』が頭の中でリピートして止まらない。
結局、本書は人の生き方の良し悪しを説いているのではない。それは分かる。ではそこで描かれた、変わりようのない現実を前にして、私たちはどう“イマジネート”していけるんだ!?そもそも、“イマジン”の希望が、ほんの少しでも、持てるのか?いや、“イマジン”の前提を持つこと自体、不可能なのか…?
「犯罪者の身内」を吶々と物語るこの作品には、ある意味で残酷さがある。でも、描かれたすべてが、きっと現実なのだと思う。しかしだからといって、安易に「ゲンジツ知りました(^0^)」と言うことは、絶対にできない…。
物語の最後、涙が出た。でもそれが「情」によるものだとしたら…。この作品の核は、なまぬるい環境でぬくぬくと育った私のノーミソで想像しうる「情」なんてものでは到底片付けられない。でもその核がいったいどういうことを言っているのか、ハッキリ分からず、まだ戸惑っている。
もう一度、巻末の解説を読み返してみよっと。
★★
携帯を新しくしたので、初めて携帯からブログを更新してみました。要は、ようやくパケット定額制にしたとゆーことです。やっぱり、ずっと親指で文字を打つのは時間がかかるな…(o^v^o)b
試験的に写メールアップしてみよう。ちゃんとできてるのかしらねぇ(おばちゃん)。画像@まだまだ苦戦中の卒論―目次ページ。