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2006年 10月 13日
今日はこれしかありえません!!
北海道日本ハムファイターズ リーグ優勝おめでとう!! まだ感動が覚めやらない!! 北海道に拠点を移して、道民とともに作り上げてきたチームの絆が、かたちになった。よかった!!本当によかった!!!! =-= =-= =-= =-= =-= =-= =-= =-= =-= そもそも私は、ヤクルトスワローズのファンで筋金入りのアンチ巨人である。これは今も変わっていない。でも何が変わったかって、数年前までは、ヤクルト以外の球団に熱中するとは夢にも思っていなかったのが、このザマだということ。数年前、というのも言いすぎかもしれない。正確に言うなら、昨年の夏まで、かもしれない。 昨年の夏、インターンシップ期間中に、札幌ドームに足を運んだ。実際、札幌ドームで試合を観戦したのは、それが初めてだった。ドームが落成されてすぐの時期に、施設内部を見学したことはあった。でも見学だけでは、試合や球団や応援の雰囲気に触れることはできない。やっと試合を観ることができる、と、鼻息荒く勢いこんで行ったことを覚えている。 私はその3,4時間後、もはやファイターズのファンになってしまった。つばめ軍団以外に、かくも簡単に心が移るとは思いもしなかった。でも、本当に衝撃的だった。ファイターズは、スゴイ。その魅力を語ろうものなら、小一時間はヨユーで必要である。だがここではあくまでも簡潔にサマライズすることにしよう。あくまでもあくまでも、私の好みである。好きなモノのこだわりは人によって違うものだ。 北海道日本ハムファイターズの魅力、それは、地域密着に尽きる。 そして私は、特に、ひとつの地域貢献に完全に心を奪われてしまったのだ。 私は、何にヤラレタかって、B★Bに完全にやられてしまったのだ…。オーマイゴッド!!B★Bとは、ファイターズのマスコットキャラクターである。「おいおいおいおい、着ぐるみかよ」と思ったそこのアナタ、甘いぞ。B★Bをただの「着ぐるみ」呼ばわりしたら全道を敵に回すぞ(たぶん)。 B★Bは、本当にスゴイんです。北海道のローカル番組に出演するのはモチロンのこと、道内の幼稚園、保育園を巡って子供たちとふれあい、ピアノ演奏を披露し、福祉施設をまわり、アウェーで試合があれば他球団の球場に日本各地足を運び、ホームの試合では、毎イニング、パフォーマンスに出てくる。プレゼントの引き換えを兼ねてボールをスタンドに投げ入れたり、試合前にはファンとの交流を欠かさない。ヤクルトの“ツバクロー”しか知らないので他球団の状況は何も分からないけれど、私にとってB★Bは、衝撃的なマスコットであった。彼は、365日24時間、動いている。 まぁ、これだけ聞くと「それくらいはやってもいいんじゃない」と思うかもしれない。だが、私が感動したのは、必ずしもそのことだけではない。B★Bが力を入れ始めている、“212物語”である。“212物語”とは、B★Bが、北海道の全市町村、212の市町村をまわる、というプロジェクトである。そこで人とふれあい、そこでしか味わえない時間を過ごし、VTRにまとめて、試合当日に球場のフルスクリーンで上映するのである。 これこそが、地域性だ!!映像だけでなく、B★B自らがメディアとなって、私たちに視覚的・聴覚的に訴えるのだ。このプロジェクトがどの程度の影響を与えているかは分からない。しかし、北海道の良さや、道民本来のアイデンティティを呼び起こしはしないか。もちろん、球場に足を運ぶ人しか、その情報の受け手になり得ない。だが、その限られた空間にのみ共有される、質の高い情報…………。 B★Bの魅力は、それだけにとどまらない。トドメを刺そうっ!B★Bは、ファイターズの公式HPにて、コラムを連載している。これがどういうことかお分かりいただけるだろうか。B★Bの本心の本心が、包み隠すことなく、つづられているのだ。どのような思いで、数々の地域貢献を果たしているのか、自分にとっての球団とは、…。さらに、“212物語”で撮影した多くの写真をも載せている。これぞ、プロ、ではないか。※これ、本当にB★Bが書いてます^^ 「ただの」マスコットがとやかく言う必要はない、と思う人もいるかもしれない。ただ、その文章に、ウソは無いだろうし、そこに、営利を目的とした精神は無い。信念にもとづいたものである。普段の野球中継に(たとえば今日、東京での試合中継)、B★Bが映ることはまずないが、テレビでは映りきらないその裏で、B★Bは活動し続けているのである。 写真: 昨夏札幌ドームにて。中央にB★B。 ああ、私は、ファイターズのトリコだ。 それと同時に、B★Bのトリコなのである。
by anri_i
| 2006-10-13 00:24
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