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2006年 02月 09日
水曜日の夜、半年ぶりに地元の友達に会った。小学校からの付き合いで、同じ中学を卒業して以来、ちょくちょく会っている。いや、定期的に会い始めたのは確か大学に入学してからだ。正式には、その定例会の会員は3人で、でもそのうちの一人が現在スペインにいるために、今回初めて二人で会おうということになったわけである。
彼女はもう地元を離れている。実家を離れて仕事をしてきちんと自分の生活を確立している。久しぶりに会った彼女の、核となるものは何も変わっていなかった。ただ、彼女を取り巻く環境の変化にともなって、いくぶん何か、違った価値観も知り、それを咀嚼しているようだった。 私は今迷ってばかりで、何が正しいのか分からなくなってきて、でも、その「分からないこと」を解決することをサボろうとしている自分もいて、でもでも、そんなことをしている自分を今度こそ戒めなくては絶対に自分の可能性を逃すことになる、と奮起していて、………だからもう頭は「カオス」なのだ。いい加減疲れた。何も生産していないのに疲れた。せめぎあいを繰り返す暇があれば動けばいいじゃないか、というのが私のモットーであった。そのはずなのに、自分の一番キライな状況に陥って、そして甘んじている。 彼女と会って、彼女にはものすごく一方的にしゃべりまくった。と思う。自分で何を言っているのか本当に分からないままにしゃべったから、彼女には悪いことをしたかもしれない。でも私は、彼女と会ってから、肩の荷が少しおりた。 なぜかというと。 こんな自分の状態をそのまましゃべることのできる 彼女のような存在を持てて、 単純なことだけれど、 しあわせだ、と思った。 ただそれだけのこと。 人からもらうパワーは、くどいようだけれど、本当に大きい。 どこかの企業で力を注ぎ、貢献しきって定年を迎えた人たちがその先歩むのが、「第二の人生」。…とするならば、仕事をして社会に貢献しているときが、「第一の人生」(あくまでも仮定)。 じゃあ、「今」は? 「第一の人生」の、準備期間。 プレ「第一の人生」。 働いている「第一の人生」が決して人生のメインステージではなくて、きっとステージごとの意味がある。「今」は、きっと無限に広がる可能性を、片っ端から試すことのできる期間なんだろうな。うーん、いまさらそんなこと。そんなの知れていることだ。でも、何度も確認しなくては、見失いそうなのだ。 私の部屋は、モーレツに寒い。 マッサージオイルが凍った。 愕然とそれを見つめること数分、 ドライヤーの熱風を当てること数十秒、 もとのマッサージオイルのできあがり。 ただそれだけ。 ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ……… こんなぶつぶつしているブログは、わたしは嫌い。モーレツにつまらないからだ。でもこーやって書いてしまった。すみません。 でもこんなことしなくては気が済まなくなってしまう「今」なんであります。
by anri_i
| 2006-02-09 23:33
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